〜かぶの家出〜



6月初め、かぶが家出しました。無事に戻ってくるまでの経緯を残しておこうと思います。


家出2日目(6月2日)
 睡眠不足のまま出勤し、しばらくすると携帯に電話がかかってきました。見慣れない番号です。
 もしや、かぶの情報かも!?と思い、慌てて出てると
 「○○さんですか?かぶちゃん、見つかりましたか?」
 「いいえ、まだなんです!」
 「かぶちゃんの情報じゃないんですけどね、・・・もう業者さん決めました?」
 「へ??」
 「もしまだ決めてなかったら、ぜひうちにどうですか?」
 ペット探偵の勧誘の電話でした。・・・期待して電話をとった分、がっくりしました。
 ペット探偵も考えてなかった訳ではありませんが、こういう風に電話をかけてくるところは、あまり選びたくないな・・・
 そう思ってがっくり来ていると、メールでも勧誘が入っているし、仕事中にまたもう一度電話での勧誘がきました。
 商売だから、仕方ないとは思いますが、少し無神経さを感じて余計に辛い気持ちになりました。

 二日連続で、早引けすることもできず、定時まで何とか勤務を続けました。
 定時になったら、「気分が悪いんです」と言って残業なしで帰宅。昨日と同じく、トイレ砂とチラシを持って捜索開始。
 チラシの数は、多ければ多いほどいいと猫探しのサイトで見たので、その日はさらに30枚ほど持っていきました。
 捜索を開始してすぐ、マンションのすぐ隣のおうちの車庫に入っていく白い猫の後姿が見えました。かぶ!?
 一瞬だったので、かぶかどうかははっきりしませんでしたが、何となくかぶのような気がしました。すぐ隣だし、あの
 後姿、あの走り方・・・。「かぶかもしれない」と思うと、急に元気が出てきました。
 私は、そのおうちの真向かいのマンションの出入り口に腰をかけ、そこでかぶらしき猫が出てくるのを待ちました。
 夜になるまで待ちましたが、なかなか出てきません。もしかして、別のところに行ったのかな・・・不安に思いつつも
 少し明るい気持ちでご飯を食べ、昨日と同じく夜になるまで仮眠をとることにしました。
 0時過ぎから、かぶらしき猫を見たお隣さんの向かいで見張りを続けました。やはり、なかなか出てきません。
 既に別の場所に行った可能性を考え、時々周りを歩きつつ捜索し、また戻ってくるうちに、夜が明けました。






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